2023年の秋、家族で軽井沢旅行の際に「THE HIRAMATSU 軽井沢 御代田」に宿泊しました。
子連れ対応はとても丁寧で、大人も自然に包まれてゆっくりとした時間を過ごすことができました。
とても素敵なホテルだったのでご紹介します。
ひらまつの都内のレストランは利用したことがあったのですが、ホテル事業の「THE HIRAMATSU」は初めて!
子連れの方はもちろんですが、ひらまつに宿泊を考えてる全ての方に向けて写真多めのレポートになっています。ご参考になれば嬉しく思います。
THE HIRAMATSU 軽井沢 御代田 とは?
ホテル情報
レストラン、カフェ、ウエディング、ホテル事業を手掛ける株式会社ひらまつは、2021年3月に軽井沢の隣町、浅間山の南麓に広がる豊かな自然に包まれた御代田町に「THE HIRAMATSU 軽井沢 御代田」をオープンしました。
コンセプトは、滞在時間のすべてが、ひとつのフルコースとして繋がっているとする『One Stay, One Full Course』。
61066㎡という広大な敷地に、全28室の本館と、9 棟の大型ヴィラが点在し、ひらまつならではの食やおもてなしはもちろん、ラウンジでの寛ぎの時間など、思い思いに滞在を楽しむことができます。
ドッグヴィラもありますので、ワンちゃんと一緒に宿泊することもできます。軽井沢はワンちゃんと一緒に過ごせるスポットが多いので嬉しいですね!
アクセス・駐車場
□ホテル名
THE HIRAMATSU 軽井沢 御代田 (ザ ひらまつ かるいざわ みよた)
□住所
〒389-0201
長野県北佐久郡御代田町大字塩野375番地723
・上信越自動車道「佐久IC」より車で約20分
・上信越自動車道「碓氷軽井沢IC」より車で約30分
・北陸新幹線「佐久平駅」より車で約20分
・しなの鉄道「御代田駅」より車で約10分
・しなの鉄道「御代田駅」からは無料送迎があります。(2日前までに要予約)
□駐車場
有り(無料)
THE HIRAMATSU 軽井沢 御代田 の子連れ対応
スタッフの皆さんの丁寧な対応や心遣いが嬉しかったです。
予約後に連絡して、お部屋に用意して頂ける物の確認をしました。
数に限りがあるとのことなので、事前にご連絡することをおすすめします。
スタッフの皆さんが娘に優しい言葉をかけてくださり、本人も親も嬉しい気持ちに。温かく迎えてくださるのは、とても有難いです。
THE HIRAMATSU 軽井沢 御代田 にチェックイン
エントランスは10月でしたのでハロウィン仕様で可愛かったです!
ウェルカムドリンクは、オーガニックワイルドベリーティー、子どもはぶどうジュースでした。
爽やかな味わいでほっと一息つくことができました。
THE HIRAMATSU 軽井沢 御代田 のお部屋
お部屋(デラックスツイン・フォレストビュー)
お部屋は本館1階のデラックスツイン・フォレストビューです。
最もリーズナブルなお部屋ですが、テラスを含めると100㎡を超えるほどの広さがあり、開放的でゆったり過ごすことができました。
お部屋にいながら森林浴をしているような心地好さがありました。
個人的には、子どもが小さいうちは、寝室が分かれていない方が目が届くので安心です。
テラスは、とても広々としていて目の前に広がる緑が心地好かったです。
ソファーもあるので、お風呂上りに休憩したり、家族皆でお茶して過ごしました。
屋根があるので、雨や雪の日もテラスに出ることができます。
写真は撮っていませんが、クローゼットもとても広くて2~3帖はあったと思います。
荷物がしっかり収納できて、お洋服をたくさん掛けることができるのも嬉しいポイント。
クローゼットにヨガマットも置いてありました。テラスで自然を感じながら朝ヨガできるのは最高ですね!
お部屋もテラスも森林浴をしているように心地好く、広くて開放的だったので、娘がとても嬉しそうでした!やっぱり子どもが喜んでくれるのが一番嬉しいです。
半露天温泉風呂
温泉は上田市の大塩温泉を運んで循環させています。
軽井沢エリアのホテルで温泉に入ることができて嬉しいですし、何より温度調節が可能なので熱いお湯が心配な子どもには有難いです。
お湯が少なくなると自動で補充される仕組みでした。
そして大きな窓を開放すれば、半露天風呂になります。
柔らかい肌触りの温泉に浸かりながら自然を感じることができて、とても癒されました。
背もたれや段差があり、ゆったりと好きな姿勢で長湯できました。
タオルは全て今治産タオルなので、ふかふかで柔らかかったです。
バスローブはシンガポールのブランド「Ploh(プロー)」で、とても柔らかい着心地で感動しました!
娘がお風呂をとても気に入り、何度も入りました!
サービス・設備・備品
ウェルカムスイーツは、地元食材で作られた「ダックワーズ」。
長野県産のソルガム(タカキビ)や卵、自家製りんごジャム、神津牧場の発酵バターが使われているとのこと。
香り豊かでとても美味しかったです。
コーヒー豆とミルが用意されており、ハンドドリップでコーヒーを淹れることができます。
コーヒー豆は、御代田町にある「珈琲焙煎工房豆玄」のオリジナルブレンド。
自然豊かな景色を見ながら頂く挽き立てのコーヒーは、とても美味しかったです。娘はミルで挽くコーヒーを見るのが初めてで興味津々!
「なぜ麦チョコ?」と思いますよね。御代田町には、麦チョコを日本で初めて製造した工場があるそうです。
冷蔵庫の中のアルコール以外は、無料で頂くことができます。
お水は、バスルームにも用意してあり、細かい心遣いを感じました。
ハーブティーはひらまつオリジナルブレンドです。
バルミューダのケトルは、コーヒーが美味しく淹れられるので嬉しいです。
食器も充実しているので、軽井沢グルメをお部屋で楽しむこともできますね。
その他に写真にはありませんが、iPadのインフォメーションタブレット・BOSEのBluetoothスピーカー・ヨガマット・室内着・パジャマ・バスローブ・スリッパ・ドライヤー等のアメニティ一式がありました。
ターンダウン後に浅間農園の杏ジャムと子ども用のお菓子のプレゼントがありました。
チェックイン時にターンダウンサービスを選択できたのでお願いしました。
夕食から戻ると、お部屋が綺麗に整っていただけでなく、使用したタオルは全て交換してあり、ベッドサイドにお水が置いてありました。
アメニティ
アメニティは、「Waphyto(ワフィト)」。
日本初のバイオメソドロジー(植物療法)の第一人者の森田敦子さんが手掛けたライフケアブランドです。
オーガニックのため、安心して子どもと一緒に使うことができます。
Waphytoは自然豊かな御代田のひらまつにコンセプトも合っていますね。お花屋さんにいるような本物の植物の香りに癒されました。
THE HIRAMATSU 軽井沢 御代田 のラウンジ
TAKIBIラウンジ
夕方になると焚き火台に火が灯り、キッチンカーでは、スープやサングリア、ホットワインなど季節にあわせたお飲物や軽食を頂くことができます。
焚火でのマシュマロ焼きや、薪割りも体験もできます。
この日のメニューは、ホットワイン・サングリア・コーヒー・紅茶・ハーブティー・コーンポタージュスープ・カヌレ・マシュマロ・パスタスナックでした。
※全て無料で頂くことができます。
子どもから大人まで楽しめますし、炎を見ているととても癒されますよね。
娘はコーンポタージュ、夫はコーヒー、私はハーブティーを頂きました。
娘と夫はマシュマロ焼きに夢中!
南アフリカのテントブランド「Tentickle Bespoke Luxury Tents(テンティックル ビスポーク ラグジュアリーテント)」のオーダーメイドテントを日本で初めて導入しているとのことです。
屋根の幅14.5m、奥行き9.5m、壁で囲まれた51㎡の室内空間とデッキが備わっています。
インテリアは国内でオーダーメイドしたもので、木の温もりや自然との調和が感じられるお洒落なデザイン!
写真はありませんが、デッキにはハンモックや薪割り体験ができる道具がありました。
夕方の木々や葉の自然の香りと、焚火の香りが心をほどいてくれるような心地好さを感じました。
焚火を囲んでいると自然と会話が弾むので、あっという間に夕食の時間に。
屋外にラウンジがあるのは魅力的。ハーブティーとカヌレがとても美味しかったです。
そして何より娘がマシュマロ焼きに信じられないほど真剣で夢中に!娘の新たな一面を知り、アクティビティは今後の旅行の決め手になりそうです。
天空のティーラウンジ
5階「ラ・ルミエール・クレール」では、14:00~17:00の間、コーヒー・紅茶・ハーブティーをパティシエが作るお菓子とともに無料で頂くことができます。
佐久平の街並みや八ヶ岳連峰まで見渡せます。
風が心地好く、思わず深呼吸をしてしまいました。
イヤイヤ期の娘が心配でしたが、景色の雄大さに見惚れていました。目をキラキラ輝かせているその姿を見て、来て良かったと心から思いました。
ロビーラウンジ
チェックイン、チェックアウトのほか、アクティビティの予約ができます。
お食事の前後に寄ってみたり、テラスや屋内のチェアから外の景色を眺めたり、自由に過ごせる空間です。
テラスは、とても開放的で居心地が良いのでおすすめです。
アネックス
本館を出て少し坂を下ったところにある「アネックス」。
TAKIBIラウンジのすぐ隣に位置しています。
1階 ライブラリカフェ
アートブックや写真集、カルチャーなどの書籍があるライブラリ。お好きなアナログレコードを聴きながら、ゆったり思い思いの時間を過ごすことができます。セルフサービスのコーヒーもあり、静かに寛ぎたい方向けの空間です。
2階 ウェルネスサロン
オイルトリートメントの他、筋膜リリースや水素吸入ができる最新機器を使ったウェルネスメニューが用意されています。
THE HIRAMATSU 軽井沢 御代田 のお食事
夕食
ル・グラン・リス(フランス料理 本館1階)
御代田の町花である「やまゆり」が名前の由来の本館1階の木々に囲まれたダイニング。地元の信州を始め、各地の美味しい食材を使ったコース料理を頂くことができます。
※子連れ対応:
個室有り(個室の数が限られているため予約不可、リクエスト可能)。
10歳未満の子どもがいる場合は、5階ダイニングで「ル・グラン・リス」のお料理を頂きます。子ども向けメニューは、「ラ・ルミエール・クレール」のお料理から選ぶことができます。
ラ・ルミエール・クレール(イタリア料理 本館5階)
八ヶ岳連峰や佐久平の雄大な景色を楽しみながら、お食事ができる最上階のレストラン。コース料理やアラカルトを頂くことができます。
※子連れ対応:ショートコース、お子様プレート有り。
インルームダイニング
イタリア料理「ラ・ルミエール・クレール」のお料理を、お部屋で頂くことができます。ランチタイムにも利用可能。
ヴィラ限定メニュー
9棟あるヴィラの客室には、限定メニューがあります。コース料理、テラスバーベキュー、冬には鍋料理をお部屋で頂くことができます。
悩みましたがイヤイヤ期の娘が耐えられないと思い、今回はひらまつでのディナーを断念しました。個室のリクエストや子ども用のメニューもあるので、また訪問してディナーも頂きたいです。
オーベルジュであるひらまつ、そして子連れ旅行にとって重要な夕食をレポできずすみません。
朝食
5階のラ・ルミエール・クレールが朝食の会場ですが、1階のル・グラン・リスの個室を用意してくださり、美味しい朝食をゆっくり頂くことができました。
メニューは季節によってかわりますので、何度訪れても楽しむことができます。
ドリンクは、黒澤酒造の甘酒・信州産リンゴジュース・神津牧場の牛乳。
ミネストローネは、新鮮な信州野菜がたっぷり入っています。
驚いたのは、花豆が入っていること!この地域ならではですね。
パンは、食パン・ショコラブレッド・クロワッサン・プティパンの4種類。
食べ切れないときは、お部屋に持って来てくださるとのことです。
パンは、自家製ジャム・リンゴバター・神津牧場のバター・浅間ガーデンのはちみつと一緒に頂くことができますが、どれも濃厚なのにさっぱりしていて本当に美味しくて感動しました。
シーザーサラダは、具沢山で食感が良かったです。
手前のお皿は、フリッタータ・モッツアレラ・信州ハム。
フリッタータは、濃厚で具沢山で美味しかったです。
デザートは、ヨーグルトとナガノパープル・シャインマスカットの2種類のブドウ。
コーヒー・紅茶・ハーブティーも選ぶことができ、紅茶を頂きました。
新鮮な地元のお野菜がたくさんで嬉しい朝食でした。何より野菜苦手な夫が美味しいと感動していました!新鮮なだけでなく、味付けや切り方などバランスがとても良く、繊細で拘りのある様々な工夫がされていると感じました。
娘は、パンや牛乳、フルーツ、スープもたくさん食べていました。
THE HIRAMATSU 軽井沢 御代田 の過ごし方
アクティビティ
ヨガレッスン・アニバーサリーフォト・レザークラフト製作・乗馬トレッキング体験・トレッキングツアー・スノーシュートレッキングツアーなどのアクティビティメニューも充実しています。
次回はプライベートヨガレッスンをお願いしたいなと口コミを見て思いました。
アニバーサリー
今回は、記念日に宿泊したのでケーキをお願いしました。
夕食から戻るとタオルアートのサプライズ!
ケーキは、シャルロットケーキ・ショートケーキ・チョコレートケーキ・パティシエオリジナルケーキ・愛犬のお祝いケーキがあります。
オリジナルケーキは、リクエストに合わせて作ってくださるケーキなので特別な日にはぴったり!
他にも花束・シャンパン・ワイン・プロのカメラマンによる写真撮影などアニバーサリーの演出を選ぶことができます。
ホテルからのお心遣いが嬉しかったです。ケーキはフルーツたっぷり、生クリームも優しい甘さで美味しかったです!誕生日や記念日にもぴったりですね。
THE HIRAMATSU 軽井沢 御代田 の宿泊予約
「THE HIRAMATSU 軽井沢 御代田」の予約は下記からできます。
THE HIRAMATSU 軽井沢 御代田 の周辺観光スポット
下記の記事でご紹介しているのは、軽井沢エリアで、「子連れでのびのび遊びたい方」、「混雑を少しでも避けたい方」、「定番以外の穴場観光スポットを知りたい方」に向けた「軽井沢ならではの自然や文化やアートを思う存分に楽しめる観光スポットや、お洒落で個性的なショップやカフェが並ぶ複合施設」を5つ。
・軽井沢タリアセン
・ムーゼの森
・Karuizawa Commongrounds(軽井沢コモングラウンズ)
・軽井沢ハルニレテラスにある「ベーカリー&レストラン 沢村」の朝食
・MMoP(モップ)
子連れに全振りしているわけでは無いので、ファミリー、カップル、お友達、一人旅、日帰り旅行などを考えている方のご参考になれば嬉しく思います。
まとめ
「THE HIRAMATSU 軽井沢 御代田」は、子連れ対応がとても丁寧で、大人も自然に包まれてゆっくりとした時間を過ごすことができました。
敷地がとても広く、お部屋やラウンジも開放的なので、子どもものびのびと過ごすことができるのも魅力的。
また、焚火でのマシュマロ焼きなどのアクティビティは、子どもが大喜びでした。
そして雄大な自然に包まれ、空気が綺麗なので自然と何度も深呼吸していました。
ひらまつのサービスに大満足で、とても贅沢な時間を過ごすことができました。
家族で宿泊されている方も多く、安心して子どもと一緒に宿泊できます。
次回はまた違う季節に訪問したいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
「THE HIRAMATSU 軽井沢 御代田」の公式サイトは下記です。