群馬県の四万温泉にある「積善館」は、日本最古の木造湯宿建築として知られる特別な温泉旅館です。
今回宿泊したのは、積善館本館の高台に静かに佇み、現代的な快適さとラグジュアリーな雰囲気を兼ね備えた「佳松亭」の「五ツ星客室 最上階和洋特別室」。
広々とした空間や露天風呂付き客室、そして部屋食・個室食といったサービスのおかげで、子供と一緒でも安心して贅沢な時間を過ごせました。
3歳の娘との滞在を通して感じた魅力を、詳しくレポートしていきます。
子連れの方はもちろんですが、「積善館 佳松亭」に宿泊を考えてる全ての方に向けて写真多めのレポートになっています。ご参考になれば嬉しく思います。
積善館とは?
ホテル情報

四万温泉は、信越高原国立公園の中にあり山々に囲まれ、コバルトブルーに輝く色鮮やかな四万川に沿って広がるノスタルジックで落ち着いた雰囲気の温泉街。
四万の豊かな自然の中に静かに佇む「積善館」は、300年以上の歴史を持つ老舗旅館です。
大きな特徴は、山の傾斜に沿って建てられた三つの建物 ― 湯治棟の「本館」、レトロな旅館棟の「山荘」、そしてモダンな「佳松亭」 ― がトンネルや階段でつながっている独特の造り。
「本館」は、現存する日本最古の木造湯宿建築として群馬県の登録有形文化財に指定されており、重厚な梁や柱は、歴史好きや建築ファンにも見どころたっぷり。
昭和11年に建てられた「山荘」は、国の登録有形文化財、群馬県近代化遺産に登録され、美しい組子障子が印象的。歌人や文豪が避暑に訪れ、どこか懐かしさを感じさせてくれる趣があり「ロマンの山荘」とも呼ばれています。
今回宿泊した「佳松亭」は、山荘よりさらに奥の高台に静かに佇むモダンな建物。現代的な快適さとラグジュアリーな雰囲気を兼ね備えています。
積善館は、“歴史的価値のある建築に触れながらも快適に滞在できる”という、他にはない魅力を持った旅館です。

積善館は「千と千尋の神隠し」のモデルの一つとも言われており、赤い橋や湯屋を連想させる佇まいに出会うと、映画の世界に迷い込んだような感覚を味わえます。
アクセス・駐車場
□旅館名
積善館 佳松亭
□住所
〒377-0601
群馬県吾妻郡中之条町四万4236
□駐車場
有り(無料)
積善館 佳松亭の子連れ対応



高級旅館というと「子連れだと気を遣ってしまうのでは…」と心配になる方も多いと思いますが、積善館の佳松亭は“ラグジュアリーでありながら子連れでも安心”できる工夫が随所にありました。
積善館 佳松亭にチェックイン


旅の始まりを彩るチェックイン。


山間に突然現れるモダンな建物は、非日常の世界に足を踏み入れた感覚を味わうことができ、期待が膨らみます。


緑に囲まれた開放的なラウンジでチェックイン手続きをします。


お茶とカステラをいただき、子供にはジュースを用意してくださるという心遣いも。
旅の疲れが一息つけると同時に、子供にも「歓迎されている」と感じられるのが嬉しかったです。
積善館 佳松亭のお部屋
お部屋(五ツ星客室 最上階和洋特別室)






今回宿泊したのは、佳松亭の「五ツ星客室 最上階和洋特別室」。




15畳の和室に、リビングスペース、ベッドルーム、源泉かけ流しの露天風呂まで備えられた贅沢なお部屋です。


まず印象的だったのは、大きな窓から広がる眺望。
樹齢300年を超える老松と、四万の山々がまるで日本画のように切り取られ、部屋にいながら自然の美しさを存分に味わうことができます。


リビングやベッドルームにいても、大きな窓から美しい景色を見ることができ、荘厳な松と四万の山々を感じることができます。
時間帯によって光や景色が移ろうのも見どころで、思わず窓辺で長居してしまいました。


縁側に腰をかけると、雄大な自然をさらに身近に感じることができます。




高級感のある洗練されたデザインが魅力的なリビングには、ゆったりしたソファが置かれており、大人もリラックスできました。


ベッドルームはホテルライクな快適さがあり、旅館らしい和の趣とモダンな洋の利便性が両立しています。


松の枝々が幻想的で息を飲むような景色が広がる夜は、冷たい風が心地よく、言葉にできない美しさがあります。
客室露天風呂・内風呂・洗面・トイレ


今回宿泊した「五ツ星客室 最上階和洋特別室」には、専用の露天風呂が備えられています。
樹齢300年を超える老松と、四万の山々を眺めながら、源泉かけ流しの温泉に浸かることができる贅沢は、この部屋だけの特別な体験です。


子供と一緒でも時間を気にせず入れるので、親としても安心。


四万温泉は「四万(よんまん)の病を治す」といわれるほど効能豊かな名湯。
家族だけでお湯を独り占めできる贅沢を味わうことができるのは、旅館滞在ならではのご褒美時間でした。
外が気になる方には、すだれ風のカーテンがあるので、安心です。


洗面脱衣所は、鏡が大きく、ダブルシンクで使い勝手抜群。


露天風呂には洗い場がないため、タイル張りのお洒落な内風呂も併用しました。





モダンな内装やインテリアのデザインがお洒落!
サービス・設備・備品・アメニティ


お着き菓子は、積善館オリジナルの落雁と、花豆が乗ったお饅頭。
遊山茶訪の台湾茶は、専用の茶器も用意されていました。






お茶セット、積善館オリジナルドリップコーヒー。


冷蔵庫の中のドリンクは、全て無料で頂くことができます。
ちょっとした気遣いが、滞在をより贅沢で心地よいものにしてくれます。


積善館ロゴ入り今治バスタオル、バスローブ、電気ポット、ミネラルウォーター。


ベッドサイドには、グラスサウンドスピーカー。


浴衣、作務衣、羽織、足袋、積善館ロゴ入り今治フェイスタオル、積善館ロゴ入り今治バスタオル、湯かご、歯ブラシ等が用意されています。
子供用の浴衣と羽織もあり、大人と同じデザインなので3歳の娘は「ママ、パパとお揃い!」と喜んでいました。


ハンガーも十分な数の用意があり、家族旅行でも不足を感じません。


アメニティの充実度も魅力的でした。


松山油脂の「LEAF & BOTANICS」シリーズの「純米酒スキンケアセット」が揃っていました。
原料の純米酒と酒粕のやさしい香りと、パラベン・香料・着色料・鉱物油・シリコーン不使用成分でしっとり仕上がるスキンケアは、自宅ではなかなか揃えない“特別感”があります。


内風呂には、松山油脂の「LEAF & BOTANICS」シリーズが揃っており、細部にまで行き届いた心配りに感動しました。


さらに驚いたのは、男性用のスキンケア「ラゴラ スキンケア+整髪料4点セット」 が用意されていたこと。
化粧水や乳液に加え、スタイリングまでサポートしてくれる内容で、男性ゲストへの心配りを感じました。
旅館のアメニティでここまで揃っているのは珍しく、夫も「これは嬉しい!」と喜んでいました。
積善館の温泉
積善館の温泉について
四万温泉は「四万(よんまん)の病を治す」といわれるほど効能豊かな名湯。
積善館では、毎分900リットルもの豊富な湧出量を誇る天然温泉を、全て源泉かけ流しで楽しむことができます。
無色透明でやわらかなお湯は、肌にやさしく、飲泉すれば胃腸にも良いとされ、まさに体の内外から癒やしてくれる存在です。
館内には複数の大浴場や湯めぐりスポットもあり、湯船ごとに異なる雰囲気を楽しむことができます。
元禄の湯(本館)


大正ロマン漂う「元禄の湯」は、洋風・モダンなホール風に建築されており、アーチ形の大きいガラス窓から差し込む自然光が浴室内に降り注ぐ様子がとても美しいです。
大きな湯船が一般的ではなかった時代に作られた浴槽のため、タイル張りの床に5つの石造りの浴槽が並ぶ特徴的な作り。それぞれの浴槽で温度が少しずつ異なり、湯船の底からお湯が湧き出ています。
また、脱衣所と浴室が一体の古い形式が残り、お風呂のルーツともいわれる「蒸し湯」があります。
大正ロマンの意匠と四万温泉の湯治の歴史を感じる名湯を一度に体感できる元禄の湯は、積善館を訪れるなら絶対に外せないスポットです。



まるで時を超えたかのような空間で、ゆったりと温泉に浸かるひとときは格別!
杜の湯(佳松亭)


佳松亭にある「杜の湯」は、まさに大自然に抱かれるような大浴場。
館内にありながら、大きな窓からは森の中にいるような深い緑が広がり、お湯に浸かりながら自然と一体になった感覚を味わうことができます。


特に圧巻なのが露天風呂。木々だけに囲まれた空間は息を呑むほどの開放感。
夜には美しい星空を眺めながらお湯に浸かることができ、朝は澄んだ空気に包まれながら深呼吸するだけで心が洗われるようでした。



佳松亭にありますが、本館や山荘に宿泊した方も利用可能です。
脱衣所にはベビーベッドがありました。
山荘の湯(山荘)


「山荘の湯」は、山荘にある2箇所の無料貸切風呂です。
落ち着いたレトロな雰囲気の中、静かにお湯に浸かることができます。



予約不要の貸切風呂です。
積・善(佳松亭)




「積・善」は佳松亭の中庭に佇む予約制貸切風呂。(有料)
数寄屋造りの落ち着いた空間に、自然と調和するように設けられた浴槽があります。
大きな窓からは四万の山々の緑を望むことができ、温泉と自然のエネルギーを一度に取り込むような爽快さを感じることができます。
積善館 佳松亭のお食事
夕食(部屋食)


佳松亭の「五ツ星客室 最上階和洋特別室」に宿泊すると、夕食はお部屋で頂くことができます。
子連れ旅行では、周囲に気を遣わず、家族だけのゆったりとした時間を楽しめることが大きな魅力です。


お料理は季節の食材をふんだんに使った和会席。
お皿や盛り付け方も美しく、お料理の風味や美しさが際立ちます。


地元・群馬の新鮮な野菜を始め、全国から厳選した食材を使った会席料理。
にゅう麺は、鯛やしいたけの風味と優しく上品なお出汁が絶品。
新鮮なお刺身に付ける泡醤油は、口に入れた際にふわりと溶ける食感が特徴で、醤油の風味をより感じることができます。
高級なキジハタや、丁寧に仕上げた鰹のたたきは、新鮮で美味しかったです。


彩り豊かで華やかな焼八寸は、食べる喜びが引き立ちます!
鯵の柿の葉寿司、稚鮎の塩焼き、夏野菜など7種が美しく盛り付けられており、一品一品が丁寧に仕上げられ、夏の味覚を存分に楽しむことができました。


どのお皿も丁寧に仕上げられ、ひと口ごとに「出汁ってこんなに奥深いのか」と驚かされます。
鱸の水晶蒸しのスープも、とにかくお出汁が美味しく、優しい味わいが広がりました。


しゃぶしゃぶは、お肉の旨味が強く、柔らかくさっぱりとした味わいです。
焼き茄子を合わせるのが珍しいですね。
芋茎の茶碗蒸しは、お出汁が上品で絶品!時間をかけて丹念に作られていることが伝わります。


烏賊飯は、烏賊墨を使った黒い炊き込みご飯。
白米も選べましたが、せっかくなのでこちらを。風味豊かで食べやすかったです。


デザートは、上品な甘さで、心まで満たされる味。幸せな締めくくりになりました。
部屋のくつろいだ雰囲気の中で頂く豪華な会席料理は、旅館ならではの特別感をより一層感じさせてくれました。


「お子様ボリュームランチ」も驚きの豪華さ。
唐揚げ、エビフライ、ハンバーグ、ナポリタン、卵焼き、茶碗蒸しといった子供が喜ぶ定番メニューに加え、鉄板ステーキ、お刺身、蕎麦、蟹まで並びました。デザートは、旬のフルーツの盛り合わせ。
大人顔負けの内容で、3歳の娘も大満足!家族全員が食事を楽しめる時間になりました。
朝食(個室)




佳松亭の「五ツ星客室 最上階和洋特別室」に宿泊すると、朝食は専用の個室「蓬莱」で頂くことができます。
朝の時間を周囲に気兼ねせず、家族だけでゆっくり過ごせるのは子連れにとって安心ポイント。


お料理は和食中心で、焼き魚、出汁巻き玉子、お味噌汁といった定番を軸に、地元の食材を取り入れた品々が並びます。
小鉢の数の多さ、そして朝から手の込んだお料理ばかりで嬉しい驚きです。
白米またはお粥を選ぶことができ、お粥にしました。夫は、白米を選択。
全て丁寧に作られており、優しいお出汁の味わいがとても美味しかったです。


食後は、コーヒーまたは紅茶を選ぶことができます。
身も心も喜ぶ栄養満点の朝食を頂き、素敵な朝を迎えることができて優雅な気持ちになりました。




子供にはジュースや食べやすいおかずを用意してくださり、朝から家族全員で食卓を囲めるのが有り難かったです。
写真にはありませんが、子供にもご飯とお味噌汁が付いています。
積善館 佳松亭・山荘のラウンジ「山荘 ラウンジ井筒」


ラウンジは、佳松亭または山荘に宿泊した方のみが利用できる特別な空間です。
積善館や四万を詠った詩の情景をデザインモチーフにしており、格天井は当時のまま修復されたもの。


重要文化財である歴史の重みに現代的な快適さを加えた空間で、ゆったり思い思いの時間を楽しむことができます。


さらに印象的なのは、Tannoyのヴィンテージスピーカー。
上質な音楽が静かに流れる中で過ごす時間は、深い余韻をもたらしてくれます。






オープン時間中は、薬膳茶や紅茶、コーヒー、ジュース、さらにはアイスまでがセルフサービスで楽しめるのも魅力。
贅沢な静かな非日常を存分に味わうことができました。
積善館の館内


「本館」は、現存する日本最古の木造湯宿建築として群馬県の登録有形文化財に指定されており、重厚な梁や柱は、歴史好きや建築ファンにも見どころたっぷり。








本館・山荘・佳松亭はトンネルや階段でつながっており、館内はまるで迷路のよう。
途中には趣のある回廊やレトロな意匠が残されていて、散策そのものが思い出になります。


大人は歴史散策をしているような楽しさがあり、子供にとっても冒険気分で、移動中も楽しそうにしていたのが微笑ましかったです。


夜のライトアップされた本館は、昼間とは異なる幻想的な姿を見せ、まるで映画のワンシーンのよう。
宿泊者以外も見学に訪れることができるため、夜は多くの人で賑わっていました。


元禄の湯の手前にある飲泉所。温かいまま飲むと胃腸が活発に、冷たくして飲むと便秘に効果があるそうです。


かつて源泉を攪拌(かくはん)することなどで活躍した湯車を、明治14年頃の版画とほぼ同じ場所に再現。
湯気を放ちながら動く湯車を眺めながら、足湯を楽しむことができます。




昭和11年に建てられた「山荘」は、国の登録有形文化財、群馬県近代化遺産に登録され、客室の美しい組子障子が特徴的。
彫刻や工芸の職人の技を駆使して装飾された、豪華な桃山様式の建物です。
歌人や文豪が避暑に訪れ、どこか懐かしさを感じさせてくれる趣があり「ロマンの山荘」とも呼ばれています。



重要文化財のため、小学生以下の子供は宿泊不可です。


お土産処は、地元の工芸品や地元産お菓子、積善館オリジナル商品が揃っています。
積善館の歴史ツアー




積善館の魅力を語るうえで欠かせないのが、館内で行われる「歴史ツアー」です。
積善館は300年以上の歴史を持ち、現存する日本最古の木造湯宿建築。その価値や背景を知りながら実際に歩く貴重な機会です。




建物の成り立ちや、湯治文化の背景について、スタッフの方が丁寧に案内してくれます。
特に印象的だったのは「湯治」についてのお話。
江戸時代の温泉は、現代のように観光やリラックスが目的ではなく、「病を治すために通う場所」でした。新潟方面から2週間以上かけて山を越え、命懸けで四万温泉まで来る人々も多かったそうです。
歴史を知った上で積善館の建物を歩くと、当時の生活や人々の思いがありありと浮かび、単なる宿泊以上の「文化体験」として深く心に残りました。


江戸時代の積善館は、今のように館内で移動できる構造ではなく、外階段や外廊下を通って各部屋へ出入りしていました。
外廊下の名残りが現在の「広縁」で、当時の様式を今に伝えています。館内には今も一箇所だけ外階段が残されており、歩いてみると300年前の湯治場の雰囲気を肌で感じられます。










歴史ツアーは、積善館に泊まったからこそ体験できる特別なプログラム。
温泉や食事だけでなく、“日本の旅館文化の原点”を感じられる時間として、強くおすすめしたい体験です。




また、映画「千と千尋の神隠し」の舞台となった場所についての解説もありました。
赤い橋や建物の外観、女中部屋、階段、そしてトンネルまで、アニメのシーンと重なるスポットが実際に残されており、まるで物語の世界に迷い込んだような体験ができます。
歴史ツアーは、宿泊者限定。火曜日・金曜日・日曜日の16時から、予約不要です。
積善館のランチ・カフェ(宿泊者以外の方も利用可能)
積善や 向新
館内には、薬膳カフェ「積善や 向新」もあります。
薬膳粥や薬膳茶、スイーツ、ドリンクなど、薬膳学に基づいた体にやさしいメニューが揃い、温泉と合わせて体の内側からもケアできます。
国の重要文化財をリノベーションした店内は明るく開放的で、積善館の象徴である赤い橋を眺めながら過ごせるのも魅力。
チェックイン前やチェックアウト後に利用すれば滞在をより豊かに楽しめ、宿泊者以外の方も利用できます。



薬膳茶は大浴場前やラウンジでも提供されており、滞在のあらゆる場面で自然と体を労わることができます。古くから人々の健康を願い、湯治宿として癒しを提供してきた積善館が、現代にもその精神を受け継いでいるのだと強く感じました。
お芋 釜揚げうどん 積善や




本館1階には、「おいもと釜揚げうどん 積善や」というレストランも併設されています。
さつまいもや上州豚を使った具沢山の豚汁など、胃腸に優しい健康的なメニューが揃い、温泉と同じく体を内側から癒してくれます。
チェックイン前やチェックアウト後に利用すれば滞在をより豊かに楽しめ、宿泊者以外の方も利用できます。
積善館 佳松亭の宿泊予約
「積善館 佳松亭・山荘」の予約は下記からできます。
「積善館 本館」の予約は下記からできます。
まとめ
四万温泉「積善館 佳松亭」は、300年以上の歴史を誇る日本最古の木造湯宿建築でありながら、現代的な快適さとラグジュアリーさを兼ね備えた特別な旅館です。
子連れ旅行では、部屋食や個室食、露天風呂付き客室といった安心ポイントが大きな魅力。周りに気を遣うことなく家族でゆったりと過ごせるので、「高級旅館は子連れにはハードルが高い」と感じている方にもおすすめできます。
一方で大人にとっては、歴史ツアーや本館の重厚な建築に触れることで、日本旅館文化の原点を体験できる貴重な機会に。温泉や食事の贅沢さとあわせて、他では味わえない時間を過ごすことができます。
積善館は、「家族で安心」「大人は特別感」の両方を満たしてくれる、まさに唯一無二の宿。次の旅行先にぜひ候補として加えてみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
「積善館」の公式サイトは下記です。

