「週末、どこか子供と出かけたいけど、遠出は大変だし…」「遊びも学びもできる場所があったら理想なんだけど…」
そんな風に感じたこと、ありませんか?
今回は、そんな家族連れにぴったりの“遊びと学びが同時に叶う”おでかけスポットをご紹介します。
舞台は群馬県富岡市にある「群馬県立自然史博物館」と、隣接する「もみじ平総合公園」。


博物館ではリアルな骨格標本や化石にワクワクしながら学び、公園ではインパクト抜群の恐竜遊具で思いっきり体を動かす、まさに“恐竜づくし”の一日が楽しめるコースです!
アクセスも良く、自然豊かでピクニックにも最適。
この記事では、子供も大人も楽しめるこのスポットの魅力を、たっぷりご紹介していきます🦕
群馬県立自然史博物館・もみじ平総合公園とは?
アクセス・駐車場
□施設名
・群馬県立自然史博物館
・もみじ平総合公園
□住所
〒370-2345
群馬県富岡市上黒岩1674-1(博物館)
〒370-2345
群馬県富岡市上黒岩1377-1(公園)
・上信越自動車道「富岡IC」、「下仁田IC」より車で約15分
・上信電鉄「上州富岡駅」よりタクシーで約10分
・JR「磯部駅」よりタクシーで約10分
□駐車場
有り(無料)

世界遺産「富岡製糸場」、「群馬サファリパーク」、「こんにゃくパーク」「めんたいパーク群馬」など様々な観光地と近いのが嬉しいですね!
営業時間・定休日・観覧料(群馬県立自然史博物館)
□営業時間
9:30~17:00(最終受付 16:30)
□定休日
月曜日(祝日の場合は翌日)
年末年始
□観覧料
・企画展開催中
一般:1000円
大学・高専・高校:500円
中学生以下:無料
・企画展開催していない期間
一般:510円
大学・高専・高校:300円
中学生以下:無料
子連れに嬉しいポイント




学びの宝庫「自然史博物館」へ!
巨大恐竜と地球の歴史を体感できる、圧巻のメインフロア


まずは「群馬県立自然史博物館」へ!
ここは、恐竜好きの子どもたちが大興奮する、学びのワンダーランドです。


恐竜の発掘現場を再現された空間は、透明な床を歩きながら見ることができます。


実物大の恐竜骨格のレプリカたちは大迫力!
子供達に人気の恐竜が迫力満点で展示されています。


ティラノサウルスは実物大の模型となっており、さらに実際に動く姿も見ることができます!
鳴き声や動きがリアルで圧倒されます。


骨格だけでなく、ジオラマや映像、触って学べるコーナーもあり、「見るだけ」じゃない体験型展示が豊富なのもポイント。


小学生くらいになれば、夏休みの自由研究のヒントにもなるし、小さい子どもでも「恐竜=おもしろい!」という感覚を持つきっかけになります。
群馬の自然と生き物を、見て触れて感じられる展示エリア


展示は恐竜だけにとどまらず、地球の成り立ちや生き物の進化、人類の歴史に至るまで、幅広いテーマで構成されており、大人も「へぇ〜!」と思わず感心してしまう内容ばかり。


注目したいのが、群馬県の自然や地質・動植物に関する展示。
赤城山や榛名山といった火山の成り立ち、県内に生息する生き物たちの紹介など、「この場所にはこんな自然や歴史があるんだ」と、旅の満足度をぐっと深めてくれるのがこの博物館のすごさです。


本物の川魚が泳ぐ水槽や、手で触れられる剥製も多数あり、子供も飽きずに楽しむことができる体験型展示が豊富です!
博士気分でじっくり学べる知的ゾーン


ロボット博士のチャーリーが、世界中から収集したたくさんの標本を展示して出迎えてくれる「ダーウィンの部屋」。
博士が人間のように滑らかな動きで進化に関して話す姿は必見です。






触れられる標本や展示は子供に大人気!
3歳の娘は、引き出しをあちこち開けて博士気分でした。


ヒトがヒトとなった進化の過程をたどる展示は、見応え抜群です!
中庭・休憩室・ミュージアムショップ


展示室内は飲食禁止ですが、中庭では飲食・休憩できます。
また、建物内に自動販売機が設置された休憩室もあります。
ミュージアムショップでは、恐竜グッズや古代の生物の化石、レプリカ、図鑑などの書籍類、ステイショナリーなど様々な自然科学関連の商品が販売されています。
イベント・企画展
年に3回、企画展・特別展を開催しています。
毎週土曜日には、「サイエンス・サタデー」というイベントも行っています。
館内の実験室で行われ、子供の「なんで?どうして?」という知的好奇心を高めてくれます!
博物館のすぐ隣!恐竜好きキッズ歓喜!もみじ平総合公園の巨大恐竜遊具
巨大な恐竜型遊具「富岡恐竜ワールド」(6歳〜12歳向け)


たっぷり遊んだあとは、群馬県立自然史博物館から徒歩すぐの場所にある「もみじ平総合公園」へ!


もみじ平総合公園の目玉といえば、なんといっても巨大な恐竜型遊具、6〜12歳向けの「富岡恐竜ワールド」!
芝生広場にどーんと現れるその姿は、大人も驚くほどのインパクトです。




恐竜遊具は、体の中をくぐり抜けたり、背中から滑り降りたりと、まるで本物の恐竜と遊んでいるような感覚に。




「恐竜に会いに行く」だけでも子どもたちはワクワクですが、体を動かして思いっきり遊べる環境があるからこそ、満足度はさらにアップ。






さらに遊具のモデルになっている恐竜は、全て博物館に展示されている恐竜なんです!!


それぞれの恐竜が博物館でどのように展示されているのか説明されています。
博物館を見学してから遊ぶと、より楽しめますね!



遊びと学びがつながるこの流れは、親子のお出かけにぴったり。
「恐竜で遊んで学べる」濃い時間が過ごせます!
冒険心くすぐる!「ビーグル号と動物たちの島」(3歳〜6歳向け)


3〜6歳向けの「ビーグル号と動物たちの島」は、博物館の「ダーウィンの部屋」をイメージした遊具!
ダーウィンが冒険した船「ビーグル号」を模した遊具では冒険ごっこが楽しめます。
シロクマやガラパゴスゾウガメなどの進化論のヒントになった動物がたくさん隠れており、壁のぼりやグラグラ揺れるロープ渡りなど、子供がワクワクしながら挑戦できる遊びが満載!
小さな子供でも安心して遊べるよう、足場や滑り台の高さも工夫されています。
このエリアには、インクルーシブブランコもあります。
富岡製糸場にちなんだ「りぐりぐ(かいこ・まゆ)」(1歳〜3歳向け)


1〜3歳向けの安心して遊ばせることができる、柵つきの遊具エリア。
転んでも安心なゴムチップ舗装で、よちよち歩きの小さな子供も遊具を楽しむことができます。
世界遺産・富岡製糸場にちなんで、カイコや繭がモチーフの遊具になっています。
探検気分でずぶ濡れに!化石発掘地をイメージした水遊び場


夏季限定の化石発掘地をイメージした水遊びエリアは、びしょ濡れ必至!
噴水の中央にはスピノサウルス、ボタンを押すとミストが出る水芭蕉や首長竜など、博物館の展示に関連しています。
水が出る時期:5月から10月頃
水が出る時間:9:00〜17:00(悪天候時は停止)
その他


丘の上には、人気のロングスライダーがあります!


園内には広々とした芝生エリアや、ベンチや日陰スペースもあり、大人もピクニック気分でのんびり過ごせるのが魅力。


授乳室やバリアフリートイレもあります。


売店には自動販売機、トイレ、イートインスペースがあります。
土日祝日は周辺にキッチンカーも登場します!
周辺の子連れスポット
今回は、実際に訪問したことのある観光スポットをご紹介します。










周辺の宿泊
ご参考になれば嬉しく思います。








まとめ
「子供とどこか出かけたいけれど、どこがいいかな…」と迷ったら、ぜひ候補に入れてほしいのが、群馬県立自然史博物館&もみじ平総合公園のコンビです。
博物館のリアルな恐竜骨格や化石で学んだ後に、大迫力の恐竜遊具で思いきり体を動かす、遊びと学びの両方を一日で楽しめる、親子にとって理想的なおでかけコースです。
さらに、芝生広場でのんびりしたり、お弁当を広げてピクニックしたりと、過ごし方の自由度も高め。
アクセスも良く、費用も控えめなので、リピートしたくなるファミリーも多いスポットです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
この記事は実際に訪れたときの情報を元にしています。
最新情報は公式サイトよりご確認ください。
「群馬県立歴史博物館」の公式サイトは下記です。