娘の温泉デビューは生後8ヶ月の頃、伊香保温泉の「お宿 玉樹」に家族三人で宿泊しました。
子連れに優しくて大人も贅沢な時間を過ごすことができました。
とても素敵な旅館だったのでシェアします!
お宿 玉樹 とは?
ホテル情報
万葉集にも名前が登場する歴史ある名湯、伊香保温泉。
「お宿 玉樹」は、伊香保温泉の石段街の入口の隣にある純和風の旅館です。
チェックイン時に、木と畳の優しい香りや温もりが心地好く感じました。
館内の生け花や季節の飾りがとても上品で魅力的で、老舗なのですが隅々まで清潔感がありました。
また全てのスタッフさんの接客が丁寧で、お心遣いが温かかったです。
そしてお料理も温泉もお部屋も素晴らしく、贅沢な時間を過ごすことができました。
「おもてなしの旅館」と口コミでよく見掛けていたのが理解できました!
アクセス・駐車場
□旅館名
お宿 玉樹(おやど たまき)
□住所
〒377-0102
群馬県渋川市伊香保町伊香保87-2
・JR上越線渋川駅より、伊香保温泉行きバスで約25分。タクシーで約15分。
・関越自動車道「渋川伊香保IC」より車で約20分。
・都内からは、東京駅・新宿駅・練馬駅より高速バスが出ています。
□駐車場
有り(無料)
伊香保温泉は、高速のインターから近いのが嬉しいポイント!
さらに「お宿 玉樹」は伊香保温泉を象徴する名所の石段からも徒歩1分です!
チェックインの後にお散歩しても良いですね。
お宿 玉樹 の子連れ対応
スタッフの皆さんが優しくて娘も常にご機嫌でした!
また、全館畳廊下なので、よちよち歩きの子どもも安心です。
お宿 玉樹 のお部屋(露天風呂付き客室 「栂」)
今回宿泊したお部屋は、「栂(つが)」という露天風呂付き客室。
すべてのお部屋に伊香保の山の木々の名前が付けられています。
「栂(つが)」は、10畳の和室に広縁とテラスが付いており、露天風呂付き客室の中でも一番リーズナブルなお部屋です。
玉樹は様々なお部屋があります!子どもが小さいうちはこじんまりしたお部屋の方が目が届くので安心と思って栂を選びましたが、広々としたお部屋も多く、親子三世代やお友達家族と宿泊もできますよ!
お部屋の露天風呂は、白銀の湯です。
白銀の湯は肌に優しいので生後8ヶ月の娘も入ることができました。
また、シャワールームが屋内にあり、シャワールームから露天風呂のあるテラスに出ることができます。露天風呂付き客室でもシャワーや洗い場が無い旅館もあるので有難いです!
露天風呂に浸かりながら、伊香保の心地好い風を感じることができ、娘も大喜びでした。
大浴場には、「黄金の湯」と「白銀の湯」の二種類があります。
お宿 玉樹 の温泉
伊香保温泉には、効能の異なる「黄金の湯」と「白銀の湯」の2種類の温泉がありますが、「お宿 玉樹」の大浴場では、2種類どちらも引湯しています!
また大浴場は、男女入れ替え制のため様々な雰囲気が楽しめるのも嬉しいですね!
□黄金の湯
黄金の湯は伊香保温泉が湧出した当時からの温泉で、湯の中に含まれている鉄分が酸化して茶褐色です。肌に優しく、身体を芯から温めて血行を良くする作用があるため「子宝の湯」と言われています。
効能:神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・痔疾・冷え性・他
□白銀の湯
白銀の湯は、近年になって湧出が確認され、色が無色透明だったため白銀の湯と名付けられました。保湿成分が豊富にあって刺激が少ないのが特徴のため、赤ちゃんからご年配の方まで安心して入ることができます。
効能:疲労回復・健康増進・病後回復期・他
伊香保温泉では、黄金の湯に入れる旅館と白銀の湯に入れる旅館があります。旅館選びの際には、事前に調べてみてください!
お宿 玉樹 のお食事
全てのお料理が繊細でとても美味しかったです。
新鮮な地元の食材を使用し、素材を生かした工夫を感じるお料理でした。
お部屋食に変更したので、ゆっくりご飯を食べることができました。
(部屋食に変更するのは別途料金がかかります。また、現在も対応しているか不明のため、事前に旅館へご確認ください。)
※写真はお料理の一部なので、お品書きをご覧ください。
夕食
川魚がメインのお造りも、手作りの蒟蒻も繊細なお味で美味しかったです。
岩魚のなめろうは、旨味と甘みが引き立ってアクセントに。
上州牛については、予約時にステーキとしゃぶしゃぶを選択することができたのでしゃぶしゃぶにしました。
素材の良さを生かしたお料理と、素敵な器。見た目もお味も魅力的です!お料理の説明をしてくださる方も親切で贅沢な時間を過ごしました。
※写真はお料理の一部なので、お品書きをご覧ください。
朝食
きび粥や湯葉豆腐など体に優しい朝食です。
素敵な朝を迎えることができて優雅な気持ちに。
旅館の朝食って本当に幸せを感じますよね!
ラウンジ
チェックインの後には、ラウンジで風情溢れる日本庭園を眺めながらティータイム!
メニューが充実しており、悩みましたが夕飯前なので控えめにしました…。
天気が良かったのでラウンジから中庭に移動しました。
ラウンジは、夜はジャズや映画音楽が流れる中、お酒も楽しめる落ち着いた雰囲気のサロンになるそうです!素敵!
お宿 玉樹 の周辺の子連れスポット
伊香保は大人の方にも大人気の温泉街ですが、実は子どもが楽しめるスポットがたくさんあります。
※今回ご紹介するのは、訪問したことがあるスポットです。また、訪問時期にばらつきがあります。
伊香保石段街
伊香保温泉を象徴する石段は、情緒たっぷりの佇まいになっています。お買い物したりお茶したり、途中にある足湯で休んだり。
伊香保温泉の石段は400年以上の歴史がありますが、現在の石段は昭和55年から5年をかけて大改修したものです。
この石段には戦国時代の歴史的意味が潜んでいて、長篠の戦いの翌年である天正4年(1576年)に完成しています。
伊香保グリーン牧場
伊香保温泉から車でおよそ5分の場所にある伊香保グリーン牧場は、敷地面積約40ヘクタールの観光牧場。
榛名山麓の緑豊かな牧場では、ヒツジや馬、ヤギ、ウサギ、ポニーなど、300頭を超える動物が出迎えてくれます。
動物とのふれあいもグリーン牧場の楽しみで、ウサギやヤギやヒツジと一緒に散歩したり、ウサギを抱っこして記念撮影をしたりと、貴重な体験も子連れに人気の理由ですね。
乗馬体験やシープドッグショー、動物たちへお野菜をあげることもできます。
子どもが牧場大好きなので伊香保温泉への旅行の際は必ず訪問しています!
ウサギをコンセプトにした可愛いカフェもあります。
原美術館ARC
原美術館ARCは、伊香保グリーン牧場の敷地内にある美術館です。
東京品川区にあった原美術館が2021年に閉館となり、伊香保のハラミュージアムに統合され「原美術館ARC」としてリニューアルオープンしました。
館内は、国内外の優れたアートを展示する現代美術ギャラリーと、近世日本絵画をふくむ東洋古美術を展示する特別展示室「觀海庵(かんかいあん)」があります。
屋外にも作品が点在しており、お洒落なショップとカフェもあります!
設計は、世界的に有名な建築家の磯崎新氏なので、建物も見どころの一つ。建築好きな方も多く見学に訪れているスポットです。
品川の原美術館に展示されていた、奈良美智氏、宮島達男氏、森村泰昌氏の作品も常設展示されていますよ!
伊香保ロープウェイ
伊香保市営のロープウェイで、開業は昭和37年。
伊香保温泉街の不如帰駅と標高955mの見晴駅を約4分間かけて結びます。
展望デッキからは、壮大なパノラマを一望することができます!
森林公園が広いのでお散歩にぴったり。
ちょっとした遊具やアスレチックもあるので子どもも楽しめます。
水澤観世音(水沢観音)
水澤観世音はおよそ1300年前に推古天皇・持統天皇の勅願により創建されました。
群馬県のパワースポットとしても有名で、特に女性に人気があるとのことです!
回転する六地蔵尊はとても珍しいです!
河鹿橋
「千と千尋の神隠し」に登場する油屋前の赤い吊り橋のモデルと噂されています。
紅葉の時期にはライトアップもされます♪
水沢うどん
「水澤観世音」の参拝者向けに、上州産小麦と水沢山の湧き水で手打ちうどんをつくって出していたことが起源とされている水沢うどん。
現在では讃岐うどん・稲庭うどんとともに、日本三大うどんの一つに数えられています。
うどんなら小さなお子様も食べられますね。ツルツルしていて美味しかったです。写真のお店は「大澤屋」です。
めんたいパーク群馬
ちょっと足を延ばして富岡エリアに行くのもおすすめです!
富岡エリアは、世界遺産の富岡製糸場、群馬サファリパーク、こんにゃくパーク、群馬県立自然史博物館、ららん藤岡などの子連れ観光スポットが盛りだくさんです。
めんたいパーク群馬に関しては、子連れレポを投稿しています。
その他(今後訪問したい子連れスポット)
他にも、佛光山法水寺・渋川スカイランドパーク遊園地・おもちゃと人形自動車博物館・伊香保神社・竹下夢二伊香保記念館・ハワイ王国公使別邸・伊香保温泉飲泉所・群馬ガラス工芸美術館などがあります。
SNSでよく見掛ける台湾仏教の寺院「佛光山法水寺」にも次回は行ってみたいです。
お宿 玉樹 の宿泊予約
「お宿 玉樹」の宿泊予約は下記からできます。
まとめ
伊香保温泉の石段下に佇む「お宿 玉樹」は、子連れに優しくて大人も贅沢な時間を過ごすことができる旅館でした。
木と畳の優しい香りや温もりが心地好く、隅々まで清潔感があり、また全てのスタッフさんの接客が丁寧で、お心遣いが温かかったです。
そしてお料理も温泉もお部屋も素晴らしく、また必ず訪問したいと思いました。
赤ちゃんでも安心して泊まれる旅館です!
娘の温泉デビューだったのでとても良い思い出になりました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ブログを始める前に宿泊したため、お部屋の写真が少ないので、ぜひ「お宿 玉樹」の公式HPよりご確認ください。
「お宿 玉樹」の公式サイトは下記です。